CROSS TALK / RECRUITMENT
スタッフ対談
Cross Talk - 01
山本 早苗×大塚 浩二郎
Logistics Div. / マネージャー×Creative Div. / アートディレクター・
マネージャー
ワクワクする気持ちを大切に届けたい
山本_MARLMARLは子どもの誕生という一生の思い出になる特別なギフトアイテムを展開しています。当然、ボックスやラッピングのデザインにも、その特別な想いが込められているんです。ラボ(配送センター)では専任のギフト梱包者が心を込めて包んで出荷しています。
大塚_一昨年、僕が入社した際にパッケージデザインのリニューアルを任せてもらいました。パッケージを最初に受け取るのは子供よりも親御さんです。だから親達に向けて、凛と美しく、部屋に置いてあるだけで豊かな気持ちになるボックスにしたいと思いました。
山本_パッケージを試作段階で見せてくれたのは嬉しかったです。Fukusaのラッピングは技術が必要ですが、大塚さんはボックスを回転させなくてもいい包み方まで考えて、わざわざラボに教えに来てくれましたよね。
大塚_こちらこそ、現場の声を聞かせてもらえるのはありがたいですからね。スタッフが包みやすいように、ボックスの幅を女性の手でつかめるサイズに変更したのも、現場を知ることができたからです。バーコードも順次、付けています。
山本_それは助かります。MARLMARLはお客様が商品をセレクトしてそれをラボで詰め合わせるので、出荷に間違いがあってはいけません。バーコードで管理するようになってから、商品や色の入れ間違いは0件です。すべてのボックスにバーコードが付けられればいいのですが、デザインを損ねないようにするのは難しいですよね。
大塚_そこは、紙袋にバーコードを付けるようにして、ラボの負担をできるだけ軽減したいと考えています。



配送の課題を、デザインで解決
山本_輸送のダメージから商品を守る、ということも課題です。さらに梱包作業を効率化して、できるだけ早く多くのお客様にお届けできる体制を整えたいです。
大塚_ワンタッチで組み立てられるダンボール箱があると、ラボの工程数が減らせませんか? 現行は天と底の両側にテープを貼るミカン箱タイプですが、テープ不要で広げるだけで箱ができれば工程数が少なくなります。開封するときにハサミやカッターナイフがいらなければ、赤ちゃんにもより安全。そういう機能を持たせたいです。
山本_緩衝材のエアキャップにも言いたいことが…。お客様が箱を開けた時にかわいく見えるように、ラボで特別なサイズにカットしていますが、その作業に人と時間を奪われるんですよ。
大塚_あらかじめ、エアキャップを袋状にすれば、カットする手間がなくなるかもですね。
山本_資材を置くスペースにも限りがあるので、そこをクリアしつつラボの改善を進めたいです。



ずっと寄り添うブランドになる
大塚_今日、山本さんに見せたくてダンボール箱の試作を持ってきました。開封するとまず紙に書かれたメッセージがあって、最初の驚きとワクワクを演出。さらにフラップを開くとFuroshikiに包まれたギフトがあり、ダンボール箱の内側にもデザインをしてプレゼントを際立たせているんです。
山本_これ、ステキですね!虫や異物が入りにくいようにしたいと話したことが、観音開きのフラップにデザインしてくれたことで解決しました。これなら箱を折り畳んだ状態が均等で積み上げても崩れにくいです。助かります!
大塚_よかった、ありがとうございます!山本さんは、困りごとを相談してくれる際に、こうやったらどうかと提案も一緒にしてくれるクリエイティブな視点がすごい。箱と箱がぶつからないように紙を入れてみようとか、エアキャップとエアピローではどう違うかとか、たくさんのアイデアでフォローしてもらっています。
山本_Yomのコミュニケーションはバリアフリーですからね。考えたことや思いついたことは、すぐに話したり相談したりする雰囲気ができていると思います。そうだ、大塚さん達のデザインチームと一緒に、次はパッケージの二次利用も考えたいんですよ。我が家では娘がMARLMARLのあき箱にお人形を入れています。この箱に取っ手が付いていればバッグになるし、鍵が付いているだけで子どもはすごくワクワクします。梱包材や包装材はレジャーシートにも使えるとか。MARLMARLが届いた後もお客様にずっと寄り添えるブランドになって、お客様のワクワクが永遠に続いてほしいです。
大塚_なるほど、取っ手と鍵はおもしろいアイデアですね。デザインしてみたくなりました!ラボのある千葉は山本さんと僕の地元。千葉を拠点に子育てをワクワクさせる取り組みをもっともっとしていきましょう。